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<合宿中の食事>

今回の合宿では、食事も重要なポイントでした。 お寺の生活では、食事することも修行です。普段なにげなくしている 「食事」の意味を振り返りながら「食べる」ということ、「命をいただく」 ということを考えなおすきっかけになればと思います。

愛媛の田舎体験では、食べきれないくらい沢山のものを出していただきますが、 お寺ではどんな食事が出てくるのか、どちらがよいということはなく、 それぞれに意味があります。細かいことは今は分からないけれど、それぞれ での体験を通して何かを感じてくれるとうれしいですね。



【初日の昼食】

合宿初日のお昼ご飯は、お弁当とおみそ汁でした。 まだ、普通のメニューですね。この後から少しずつお寺での食事メニューに なっていきます。



お昼ごはんです。



【初日の夕食】

合宿の夜のご飯は、スタッフが作った精進料理です。 ひじきごはん、けんちん汁、厚揚げの煮たもの、おひたし、つけあわせです。 つけあわせ中にはたくあんがあります。 建長寺の食事でたくあんは必須。食べることに加えて、とても大切な役割 があります。どんな役割があるかは、建長寺で体験してみてください。 普段の食事と比べるとちょっと質素に見えますが、お寺で食べる 食事としては、豪華なメニューです。



晩ごはんです。



【2日目の朝食】

朝のごはんは、おかゆだけです。 つけあわせに、煮豆、こぶの佃煮、梅干、たくあんです。
だいぶ、お寺の食事っぽくなってきました。修行中のお坊さんは 毎日こんな食事をしているようです。



朝ごはんです。



【2日目の昼食】

合宿最後の食事は、みんなで作った 精進料理 です。各班、いろいろと工夫して豪華なメニューになりました。 お茶づけ、おでんと芋の煮物、揚げ餃子、野菜スープの5品でした。 今回は、全部で70人分の食事を作りました。



みんなで作ったオリジナル精進料理です。



 

合宿で食べた食事はいかがでしたか?四回の食事の写真、よ〜く見てください。何か気がつきませんか? 端の方にお箸がおいてあるのですが、その置き方をよく見てください。同じように置いてあるでしょ。 この置き方、実はとっても合理的な理由があるんですよ。ちょっと考えてみましょう!




【オリジナルな精進料理を作ろう!】

さて、豪華な精進料理がどうやって作られたか、その作成現場をちょっと覗いて見ましょう。





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