2008年の夏がやってきました。愛媛の田舎体験の季節です。
でも、今年の田舎体験はちょっぴり違います。
体験の内容は同じでも、来てくれる子どもたちが去年とはちょっと違うのです。
去年の田舎体験は、附属農業高校の生徒と鎌倉小の児童の交流授業の延長上にありました。時間をかけて、ゆっくりと形成された関係の上で実施された田舎体験&交流でした。今年、愛媛に来る子どもたちは、去年の体験の様子を口コミで聞いた子どもたちです。農業や食に関しての学習をしてきたわけではありません。
学年やクラスもばらばらです。彼らはどんな期待を胸に愛媛にやってくるのでしょう?
一方、受け入れる愛媛の学生も、バージョンアップしています。
去年高校3年生だった生徒は、大学生になり、高校の後輩も子どもたちを受け入れてくれます。
鎌倉の子どもたちとの触れ合いで、愛媛の学生・生徒も成長しています。
食育ネットの交流活動を長く続けていくことができるかが、試される年になりそうです。
事前の学習や交流のない子どもたちは、四日間という短い時間で、愛媛の自然やその中での農業体験は地域の人たちとの触れ合いをどう感じてくれるでしょうか? |